昆虫

昆虫採集時のチェックポイントやコツ

bQh5QYi3

夏の楽しみといえば、「昆虫採集」ですよね。
忙しい日常から少し離れて自然豊かな山、あるいはキャンプ場へ行き、様々な昆虫と触れ合うことで、普段は見ることの出来ない昆虫達の生体を観察することができ、楽しくて勉強にもなります。
しかし、昆虫採集には危険なポイントもあるのでしっかりと対策しなければなりません。今回は昆虫採集時のチェックポイントやコツについて解説します。

昆虫採集に適した服装

まず、昆虫採集時に必要な道具や適した服装を解説します。

服装は、暑くても必ず長袖長ズボンを着用します。
雑木林には蚊をはじめ、マダニやスズメバチなどの危険な生物が存在していますので、肌が露出しない服装で採集しましょう。
また、黒い服装は昆虫が敵だと認識されやすいので、黒い服装は避けましょう。

靴はマムシやヤスデ、蛇に噛まれるリスクを低減するため厚手の長靴が好ましいです。
また、手袋(軍手やゴム手袋)を着用すると、笹などで手を切るのを防止できます。
タオルを首に巻くと虫の侵入を防げますので、汗対策も兼ねて首に巻いておきましょう。

昆虫採集に必要な道具

続いて必要な道具ですが、虫取り網と虫カゴは必須です。
網は高い場所まで届くよう、伸縮自在の虫取り網がベストです。
虫カゴは、網目状になっているもののほうがが通気性が良く、虫が弱りにくいので、網目状のカゴがオススメです。

昆虫の動きが活発になる時間である夜間や早朝の昆虫採集は、懐中電灯も持っていきましょう。

昆虫採集でチェックする場所と時間

昆虫採集をする際にチェックする場所は、樹液を出す木(クヌギ、コナラなど)を観察すると昆虫が群がっている確率が高いです。運がいいとカブトムシやクワガタに遭遇できるかもしれません。
また、木の表面だけでなく、根っこ付近の土をスコップで掘り起こすと、土に隠れた昆虫が出てくることもありますので、必ず根っこ付近もチェックしましょう。

また、服装が万全ではなく雑木林に立ち入りにくい場合は、街灯などの灯りが照らされている場所をチェックすると、光に寄ってきた昆虫達と出会える可能性がありますので、手軽に採集したい場合は灯りのある場所をチェックしてみましょう。

最後に時間帯ですが、ベストは夕方から夜の時間と、早朝の4時?5時がオススメです。
この時間帯は、夜行性の昆虫が活動しているので、普段とは違う光景を観察することができます。

記事URLをコピーしました