小動物

ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の魅力をまとめてみた

bQh5QYi3

カラーバリエーションの豊富さや愛らしい動作・大きいまぶたにもうメロメロ。ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)についてまとめてみました

飼いやすさが人気の秘訣!

ヒョウモントカゲモドキは英名のレオパードゲッコーを略した「レオパ」の愛称で親しまれている爬虫類。ヤモリの仲間で、トカゲモドキ属に分類されます。
外見の美しさ・バリエーションの豊富さは特にブリーダーの心を熱くするようで、新しい身体の柄を求めて繁殖に夢中になる方も多いようです。
体が丈夫で飼育が簡単なこと、動作が穏やかでおとなしい性格の子が多いこと、爬虫類の中では珍しくハンドリング(手にのせて触れ合う)が可能なことから、エキゾチックアニマルの入門種として人気はとても高い生き物です。

レオパの特徴とは?

レオパの生態を分かりやすく解説いたします!

寿命について

レオパは平均すると10年程の寿命といわれていますが、オスで最長29年、メスで22年生きたという記録が残されている例もあります。
また野生下では30年を超えて生きているだろうという憶測もされています。
長く一緒に暮らせる爬虫類ですので、最後まで愛情をもって育てることに責任を持ち、愛らしい外見に一目ぼれして半端な気持ちで飼うことだけは止めましょう!

自然分布について

原産国はパキスタン・アフガニスタン南東部・インド西部・イラン・イラクの荒野や平原・砂漠地帯とされています。
ワイルドといわれる野生の採取個体は、国の政治情勢の理由により現在はほとんどなく、大半がブリード個体です。

行動時間について

レオパは夜行性なので、夜に元気に動き回り、お昼は寝ています。
そのためハンドリングや餌やりなどのお世話は夜にしてあげて、終わったら部屋を暗くしてあげましょう。

大きさと体重について

平均的に大きさは18cm~25cmとされており、大人のオスの平均体重は50g~60g。
しかしトレンパー系(ジャイアント)といわれる品種(モルフ)は30cmオーバーに成長することもあり、体重は100gを超えることも。

エサについて

一般的には生き餌とされており、ヨーロッパイエコオロギやフタホシコオロギを与えます。
ブリーダーによってはジャイアントミルワームやデュビアで育てている方も多いです。
現在は人口餌も多く開発されており、グラブパイ・レオパゲル・レオパブレンドフード・レオドライ・レオバイトなどだけで飼育することも可能になりました。

飼育環境について

一般的に湿度は40~60%程度が良いとされていますので、特に冬は湿度管理に気を付けましょう。
霧吹きやウェットシェルター、水苔などを利用することで乾燥による脱皮不全を防ぐこともできます。
温度は25~30℃とされていますが、砂漠地帯の生物ですので暑さにはかなりの耐性があり、30℃前後に温度を保つことで生態の発色が良くなるともいわれています。

価格について

平均的に1万円前後で売られていることが多いのですが、ブリーダーによって生み出された珍しく美しい柄や良い発色の個体は10万円を超える高値で売買されています。
エキゾチックアニマル系のイベントに行くと一般価格よりも安くレオパを手に入れることができます。

レオパは初心者にお勧めの爬虫類

他の小動物と比べて穏やかで、噛むこともほとんどなく、飼育に神経質になりすぎる必要がないレオパは飼育初心者や一人暮らしの方におすすめの生き物です。
生き餌に抵抗がある人や、寒い地域の方は暖房設備を整える手間はありそうですが、それさえ乗り越えてしまえば、仕事や学校で疲れて帰ってきたときなどレオパの愛らしい表情があなたを癒してくれることでしょう。

記事URLをコピーしました