オシャレに?シンプルに?ヒョウモントカゲモドキの飼育環境

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大きな瞳に愛嬌のある口もとで、非常に魅力的なヒョウモントカゲモドキ。
健康に長生きしてもらうためには、飼育環境が大切です。
今回はヒョウモントカゲモドキの基本的な飼育環境を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

これが基本!飼育に必要なアイテム

ヒョウモントカゲモドキが安心して暮らすために必要なアイテムを紹介します。

・ケージ
・床材
・水飲み皿
・シェルター
・ヒーター
・温湿計

ケージ

ヒョウモントカゲモドキのケージには、ガラス製、アクリル製、プラスチック製があります。
ガラス製とアクリル製のケージは透明度が高く、強度があります。ケージ内のレイアウトを楽しみたい飼い主さん向けになるでしょう。
プラスチック製のケージは軽くて扱いやすいです。また、安価で手に入りやすくなっています。こちらは掃除のし易さや利便性を重視したい飼い主さん向けです。

ヒョウモントカゲモドキは立体活動をしません。なので、ケージの高さは重要視する必要はないです。快適に過ごせる幅と奥行きがあるケージがおすすめです。
また、脱走防止のために蓋またはドアがしっかり付いているケージを選びましょう。

床材

飼い主さんの好みによって使用する床材も変わってきます。
鑑賞面を重視して楽しみたい方には、砂、ウッドチップ、ソイル(土を粒状に固めたもの)がおすすめです。このような床材を使うだけでもヒョウモントカゲモドキの存在が引き立ちます。
床材によってはカビが生えやすいものもあるので注意しましょう。
また、ヒョウモントカゲモドキが床材を誤って食べてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
管理面を重視する方には、新聞紙やキッチンペーパーを床に敷くのをおすすめします。とにかく掃除がしやすく、常にケージ内を清潔にしておけます。
掃除がしやすいという面では、ペットシーツという選択もありますが、おすすめはできません。
ヒョウモントカゲモドキが穴を掘る行動をしたときに、破けてしまう可能性があります。中のポリマー材が出てきて誤って食べてしまったら大変です。なるべくペットシーツは避けましょう。

水飲み皿

水飲み皿はどんなものを使用してもかまいません。
鑑賞面を重視する方は、ケージ内の見た目が引き立つ爬虫類用の水飲み皿を使用すると良いでしょう。
ヒョウモントカゲモドキが水飲み皿をひっくり返してしまうこともあります。ひっくり返されてしまう場合には、重さがある陶器の水飲み皿を使用しましょう。

シェルター

シェルターはヒョウモントカゲモドキの隠れ家になります。
ヒョウモントカゲモドキが安心して過ごせる場所を作ってあげましょう。
基本的にはどんなものを使用してもかまいません。
おすすめは、スドーのウエットシェルターです。乾燥も防ぎ、水入れにもなるので大変便利です。
どのシェルターを使うにしても、ヒョウモントカゲモドキの体の大きさに合ったものを選びましょう。

ヒーター

冬季には必要不可欠なアイテムになります。基本的にはパネルヒーターがあれば十分です。
ほかにも、蓋に取り付けて上から温めるヒーターや保温用のライトもあります。
環境に合わせて使用しやすいものを選んでください。

温湿計

ヒョウモントカゲモドキは変温動物で、暮らしている環境の温度で体温が変わります。
彼らに適した温度は約28~32℃です。
また、乾燥していると脱皮不全を起こしたり、食欲不振になったりします。
湿度は50%以上必要です。
そのため、ケージ内の温度と湿度をいつでも確認できるように温湿計を用意しておきましょう。

配慮しよう!ケージの置き場所

ヒョウモントカゲモドキが安心して暮らせる環境にしましょう。そのためには、ケージの置き場所も大事です。
以下のことに気を付けてください。

エアコンの風、直射日光が当たらない場所

エアコンの風や直射日光が当たる場所は気温の変化が激しくなります。
そのため体調不良を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。

うるさい場所

テレビの音がよく聞こえる場所や人に行き来が激しい場所はストレスになります。
なるべく静かな場所にケージを置きましょう。

ヒョウモントカゲモドキが安心して暮らせる環境にするために、必要なアイテムや注意点をまとめました。彼らは、健康であれば10年以上生きるといわれています。
長生きしてもらうために、ストレスの少ない飼育環境を整えていきましょう。

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