コーンスネークの基本的な飼育方法

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ヘビ飼育の入門種 コーンスネーク

ヘビを飼育したことがない方は、飼育するためにはお金や手間がかかりそうなイメージを持たれるかもしれません。
たしかにヘビを含む爬虫類自体が敬遠されがちということがありますが、種類によっては、小動物を飼育するより世話の手間がかからないんです。
飼育が簡単な種類で、大人しく、餌もよく食べてくれ、サイズもちょうどいいコーンスネークというヘビについて飼育方法をご紹介します。

コーンスネークの魅力

コーンスネークはアメリカ大陸の主に森林などの様々な場所に生息しています。

体長は飼育下では、130センチくらいまでは成長します。大きさに関しては比較的太くはならず、小さい方なので、扱いやすいといえるでしょう。

コーンスネークは、基本的には人に対して攻撃をしてくるということはなく、温和であるので性格についても飼う上で問題になることはないでしょう。しかし、コーンスネークにも個体によっては、特に幼体は攻撃的であることもあるので一概には言えません。一般的に、幼体時に攻撃的な一面を見せる場合でも、成長するにつれて、穏やかになっていく個体が多いように見受けられます。

そのような一面があるかどうかわからないので、実際に爬虫類専門店に行き、きちんと餌は食べているか、性格面はどうかなど店員さんに聞いてみるといいでしょう。

コーンスネークの飼育方法

コーンスネークが飼いやすいヘビだということがわかったところで、どのような飼育設備が必要なのでしょうか。

コーンスネークは地上性のヘビであまり木の上に登るより地上にいる方が多いので底面積が広いケージを用意する必要があります。一般的にヘビは、とぐろを巻いた時の3倍の底面積があれば飼育は可能とされています。

コーンスネークの場合は、一辺が45センチから60センチのケージがあれば十分飼育が可能です。幼体から飼育するのであれば大きすぎるのでもっと小さくても大丈夫です。立体的な運動をするので蓋付きのケージが必要です。ほかには水入れとケージの底面に敷くものが必要ですが幼体のうちはキッチンペーパーなどでも良いでしょう。

日本の冬はヘビにとっては寒すぎるので保温が必要です。底面に敷くヒーターや保温ライト、温度調節をするサーモスタッドがありますのでそれらを組み合わせてケージ内温度を26℃?28℃に設定する必要があります。保温ライトで全体的に暖め底面ヒーターで下から暖めることで一部分だけのホットスポットを作り暑い場合は温度の低い場所に逃げられるようにしましょう。

コーンスネークの餌について

コーンスネークは肉食のヘビですので、飼育下においては爬虫類専門店で売っているマウスを与えます。マウスは冷凍で売られていますので、冷蔵庫に保管しておき、与えるときには50℃ほどのお湯に漬けて解凍し、与えます。

コーンスネークはあまり大きな餌は食べられないのでヘビの胴回りくらいの太さのサイズのマウスを与えるようにしましょう。これを幼体であれば、4日に一回ほど、成体であれば1週間に一回様子を見て与えるようにしましょう。

おわりに

コーンスネークは、大人しく、餌もよく食べ、価格も安価でとても飼いやすいヘビといえます。爬虫類が好きで、ヘビの飼育に興味を持たれた方はコーンスネークを飼育してみることをお勧めします。

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