リクガメの飼い方

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リクガメはもともと日本と環境の異なる外国で生息しているカメです。そのため、リクガメを飼育する際は、適切な温度や湿度などの知識と、最適な環境を再現するための器具が必要です。しかし器具の種類なども多く、初めて飼育される方はとまどまってしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、リクガメの飼育に必要な器具や飼育環境についても詳しく解説します。リクガメに興味がある方や、リクガメの飼育を検討している方はぜひ参考にしてください。

リクガメの飼育に必要な器具

飼育ケージ

リクガメを飼育するためのケージは必須です。基本的にどのようなケージでも問題ありませんが、なるべく通気性が優れている爬虫類専用ケージにしてあげましょう。子どものリクガメであれば幅60cm程で十分ですが、大人のリクガメ(15cm以上)であれば幅90cm以上のケージが適切です。

床材

飼育ケージには床材を引いてあげます。床材の種類は多くありますが、なるべくフンが目立つものと誤飲をしても問題ない天然素材のものがおすすめです。

照明器具・保温球

リクガメに必要な照明器具や保温球は以下の通りです。
 ・紫外線ライト
 ・バスキングライト(日中の保温球)
 ・夜間用保温球(光を照射しないもの)

リクガメは熱帯地域や温帯地域で生息しています。そのため、飼育環境下でも自然に近い環境を再現してあげなければなりません。またリクガメは自分で動いて体温の調節をします、そのため、ケージ内で寒暖の差をつけてあげましょう。ケージの端にバスキングライトを設置してホットスポット(30℃~35℃程度)を作ります。
そしてホットスポットの反対側の温度が25℃くらいになるように調整します。リクガメが自分で動いて体温調整できるようにしてあげましょう。

他にも、人工的に紫外線を照射するライトが必要です。できればUVAを照射するものと、UVBを照射するものと、2つ用意してあげると良いです。
UVAはカルシウムなどの生成に欠かせませんし、UVBはビタミンD3をの生成に欠かせません。紫外線ライトを購入する際は、その点を気にするようにしてあげましょう。

温度・湿度計

ケージ内で最適な温度と湿度を保つために必要になります。ケージ内の両端に設置するようにしましょう。

エサ皿

エサを直置きすると床材で汚れたり誤飲の原因になったりします。必ずエサ皿を用意してあげましょう。リクガメの種類によっては水皿も必要になります。

シェルター

日中体を休める場所としてシェルター設置をしてあげると良いです。しかしシェルターについては必要がないという意見もあり様々です。ペットショップの店員さんに相談した上で購入を検討すると良いでしょう。

エサについて

リクガメは草食です。そのため野菜や野草を主食とします。基本的には小松菜やチンゲン菜が主食として最適ですが、その他にキャベツやニンジン、水菜なども合わせて与えると良いでしょう。また、栄養価の高いリクガメ専用のフードも販売しているので、こちらもたまに食べさせてあげることをおすすめします。

リクガメの飼育まとめ

今回の記事ではリクガメに必要な器具や適切な温度などの環境について解説しました。リクガメは日本の環境下とは違う場所で生息しているので、最適な環境を再現してあげることが大切ですね。
今回の記事がリクガメの飼育を検討している方にとって少しでもお役に立てると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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